今日は1日雨模様。昼頃、自然農法を実践しているT君が収穫したハッピーヒルの玄米を持って訪ねてく
れました。やまねこから紹介されて、自然農法の大家福岡さん宅からいただいたハッピーヒルを無農薬で
育てているのです。普通の玄米より少し小粒。今我が家の炊飯器で音をたてて煮立っています。
T君は偶然、山の高台にある我が家(ドームハウス)を見つけ、(その時はフラードームハウスがこんな
ところにと思ったそうですが・・・)、ネットでこのドームハウス日記をみつけ連絡くれてご縁ができた
若者です。今月下旬に奥様と海外へ放浪の旅にでかけるとのことです。まずはタイやカンボジアのアジア
圏をまわり、それから状況をみて旅先を決めていくそうです。旅行前なのでテンション高くなってるかな
と思いきや、深く考えすぎて生きる活力が萎えてきているとのこと。この世的ではなくなってきているよ
うな・・・。「何のために生きるのか?」自分自身でさえ、思っていることがどんどん変わっていく。何
を信じれば・・・という無常観かな。私も同じ状況なのでこういう話をしました。やまねこは「どう生き
るか、「クオリティ オブ ライフ」を大事にしてました。だから「ライフ デザイン 研究所」という名前
にしたんです。因があって結果が生じる。その横軸に縁がある。縁をどうつなぐかによって結果が変わっ
てくる。「この場所(夢の里)に出会い、その2か月後にドーム構造を研究している大工さんに出会いあ
れよあれよという間にドームハウス事業を5年間で展開していったのは、やまねこが引き寄せた縁でそれ
を結んでいった結果で彼にしか為し得なかったと思う。彼の30年間の夢が形になっていきました。奇蹟と
いってもいいようなものでした。それは、やまねこだけに起こることではなく、みんな人ぞれぞれの縁が
あり、それをどう結んでいくか、そこに結果が生じてくる。それが生きるということではないかなと思う
んです。」
「待つ忍耐も必要、今はお互いその時期かもね。」「何か計らいをもってするのは僕も違う気がするんで
す。旅もどうなっていくかわからないけど、同じ時期に旅にでるKさんと偶然旅先で会う気もするんで
す。」彼との語らいは日常生活とは程遠い世界ですが、自分の中にあるものを鏡で映して確認している
ような感じがしました。