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「お金と幸せについて考える」

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「クローバーとドームハウス」
「鳴子百合」


どっとイブニング!(^^)!
久しぶりに良き天気となりました。
職場のデイサービスに通っている利用者さんから、「鳴子百合」の苗を分けてもらいました。
早速、我が家の庭に植えました。
この「鳴子百合」はすずらんのような白い花をつけ、繁殖力が強く、蔓延る植物だそうです。
我が家はクローバーやキクイモ、コスモス、オトメ笹、スギナなど、いろんな植物が蔓延るようになりました。
ぺんぺん草も生えてない造成地からのスタートでしたが、地面を掘ると大きなミミズが出てくるようになりました。庭の生態系も変わってきており、ヨモギの勢力が落ちて、別の雑草が生えてきています。自然の営みは面白いです。

ところで、先日職場で松山の若者の就職事情を耳にしました。
県外への就職が増えているそうです。松山は給料が低いので、給料の良い県外に流れてしまう。
年収で就職を決めるらしい。
「お金が貯まるね」と言うと、「ストレスでお金使っちゃうんだって。それで、もっと給料の良いところに転職するらしい。」
「あ~あ、時間とお金がもったいない。」と私は思うのですが、大きなお世話でしょう。
「幸せはお金で買えるのか」とちょっと聞いてみたい気がします。

「鳴子百合」の苗をお隣さんにお裾分けしたら、お返しに「焼きこみご飯」を頂きました。
こんなゆるりとした日常が私は幸せなんですけど、「それは、あなたが、叔母さんだからです!」と言われてしまうのでしょうか?(笑)

「お金について考える2」2014.6.22

はい、どっと・もーにんぐ(=^o^=)やまねこ庵でござります。

ドームハウスの考案者バックミンスター・フラー博士は、常々「豊かさの概念」について

語りました。私たちのテクノロジーは全人類の生命、そして自然界の富を守るのに十分な

科学力と技術力と知恵をすでに手にしていると1970年に宣言しました。

それは、全地球的なデザイン・サイエンス革命によって実現されると考えたのです。

しかし、そうなっていないのは全地球的・自然共生的ホール・アースという発想が、

グローバリズムという自然破壊的・金融資本的ネットワークによってすり替えられてきた

からです。

豊かさとは「金融資本への隷属なのだ」とメンタルな刷り込みがなされてきたのです。

それは、わたしはたちに「すべては不十分」であり「資源は限られており」競争に勝つこ

となくしては繁栄はないという恐怖感をも植えつけました。そんな恐怖感の行き着いた世

界はは2%の人が90%の富を占有する社会です。

同様にわたしたちの人生に関しても慢性的に「不十分」という感覚は、社会において自分

が考え行動するベースとなってしまっています。

それは人生を体験するメガネのようなものです。

メガネのレンズを通して生まれる経験は、生活に対する不満足、不十分感を実現してしま

うことになり、この慢性的欠乏感のせいでわたしたちはやがて「幸せはお金で買うことが

できる」という営利主義の商業的メッセージを信仰し始めるのです。

それは、地球的で永続的価値観から自分を分離して、果てしない競争原理に飲み込まれて

しまうことです。

しかし、もしわたしたちが「大地とわたしと仲間たちと共存してサスティナブルに暮らし

てゆこう」と心に決めたなら、まずこの「不十分という慢性的心の欠乏感」から満たして

ゆくのが一番の近道であることに気付かされます。

コップの水が二分の一のところにある・・・それを「まだ半分もある」ととらえるのか

「もう、半分減ってしまった」ととらえるのか?

 『宇宙船地球号』の中でバックミンスター・フラー博士は 

『地球はひとつの宇宙船である。この地球には資源もエネルギーも十分すぎるほど存在す

る。

ただ、使い方が悪いのだ。より少ないものでより多くのことを成す技術を用いれば、欠乏

などということはまやかしに過ぎないことがわかるだろう。』と語ります。

わたしたちが「十分ではない」というメガネをとりはずし「わたしは豊かだ。」と

みなす時、より豊かになる一歩が始まります。

そう信じて困る人はどこにもいないわけですから、そんな心のチェンジからスタートして

もいいのではないかな?

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