どっとイブニング!(^^)! 先日、夫やまねこの25年来の友人のぽらんさんとスターバックスで
お茶を飲んでいました。ぽらんさん60歳で還暦を迎えます。やまねこはもちろんのことやまねこの友人
で世間一般のサラリーマンはほとんどいません。職業と聞かれれば「自由業」といえます。
ぽらんさんも例にもれず「自由業」です。大学生の頃は、手塚治虫や赤塚不二夫に弟子入りしてマンガ
家を志したり、ラジオのDJやったり、地元雑誌の編集やったりの早熟な方です。
下のお子さんが幼稚園の頃、奥様が亡くなられ、主夫となり、2人の子供を男で1人で育て、2年前に
長男さんが結婚したかと思えば、いなかの両親の介護、最後は、次男2人との男所帯にお母さんを
引き取られ、家で介護をし、先日お母さんがご逝去されたばかりでした。子育てと介護を男手1つで
やったのですから、どれほど大変だったかと思うのですが、それがケセラケセラとやりこなす、
独特なぽらん流というのがあるようで、いつも賑やかで、楽しい人です。
一山越えたぽらんさん、がっくりきてないかなと心配だったのですが、友人から「雑誌を創らないか」
と誘われているとのこと。「いいじゃない!」と即座に声がでていました。
私は介護施設に勤めているので、「老い」というのは現実です。1つ1つできないことが増えてきます。
なので、頭と体が動くうちに、「今できることを今する」と常々思っているのです。
実際、50歳を過ぎると、老眼が入ってくる、記憶力の低下、頭の切れが悪くなる等々、
自覚症状てんこ盛り。先送りできない状況になっています。
私もこの「ドームハウス日記」をライフ・デザイン研究所10周年に向けて、1冊の本にすべく
編集していこうと考えていたところ。自分のテーマにじっくり向き合う良き時間としたいと
思っています。今日のやまねこ便です。
「創造的に生きる」2014.7.25 byやまねこ はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこ堂本舗でございます。 暑中見舞い申し上げます。 ほんとうに暑い日でしたね。 エコロジストのぽらんさんとマックカフェで珈琲を飲んでいました。 ぽらんさんは先週末やっと息子さんのユースケ君の結婚式を無事、挙式。 ほっと一息ついている様子。 シニア・ライフについて、そしていつものように大脳の脳内報酬系トレーニングの議論。 ぽらんさんは、シニアになった時『知的報酬系残高があるかどうか?』という面白い話をして くれました。 つまり、「人生を旅として、ことがらとして生きたかどうか?」あるいは「労働と消費と義務の ための時間だったか?」 もし、後者だとしたら、それはラットレースのようなものだというのです。 アルコール中毒は治療する病院はあってもワークホリックは治療するところはない。定年後、 鬱病になってはじめてことの深刻さを知る。 「時間を生きる人と事柄を生きる人の違いは、知的報酬系残高でわかる。」 これは、わかりやすく言うと定年期になった時に何もすることがなく、会社を離れた途端に鬱に なり、ワーカホリックであったことが判明するというものです。 過酷なビジネス環境を生きてきた人に限って、とても多いとぽらんさんは言っていました。 人生がジェットコースター、ウォータースライダーみたいなわたしやぽらんさんとは異なる 「ビジネス・マンの正統派人生」の結果が「知的報酬系残高があまりない」というのは、 きわめて残念ではあります。 仕事以外のクリエイティブなテーマを求めなかった、という問題点があるにしても人生には仕事 以外のテーマは無限にあることも確かです。 正規雇用がどんどん減り、早期退職が増加の一途をたどる現状の中で「時間だけを生きる」のは 過酷かもしれません。 ふと、一昨日のミハエル・デーブスさんの日本人の課題について思い出し、じっくり考えて いました。 「日常の小さな不安を克服する力を養うこと」は、人生に知的残高を作る創造性を養うということか なと思いました。