Quantcast
Channel: ドームハウス日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 865

ダウンシフターズななりませんか?

$
0
0

イメージ 1

イメージ 2



はい、どっと・ちゅーんあっぷ(=^o^=)やまねこ堂でございます。

秋が深まり、寒くなってきましたね。夢の里のY社長と語らっていました。

東京に行ってきた見聞録に耳を傾けていました。時代はもう変わっている、と感じました。

生活格差があまりに大きいとY社長。生活水準のことではなく、生活コストです。

都会はあまりにお金がかかりすぎるというのです。それもそうかな。都会は稼げるけれど生活の

ランニング・コストが破格に大きい。

『減速して自由に生きる~ダウンシフターズ』の高坂勝さんの考え方は、このランニング

コストにお金、時間、空間を極力かけないという発想です。そして同時に生活と仕事に

豊かさと充実をもたらし、両立させることは可能だという提言。

『高坂さんの思想は「拡大」を裏返したり補ったりするだけの「減速」ではなく、「減速」それ自体が思想として成立する非常にユニークな考え方だ。
「減速」というのが敗北でもなければ、簡素化でもないし、退行でもないということです。売れすぎないようにするとか、ランチをせず週休2日などというのは、量という概念からだけみれば「引き算」ですが、実はその中に前向きな価値がたくさん含まれているのです。
また、「減速」という思想は「不活性化」ではなく、活性化なのです。それは「規模の拡大」が実は極めて非合理的であり、時には思考停止だということを暴き出すと共に、経済的な価値だけを優先する考え方が実は経済的な成功を内部から腐敗させるという、近代の「合理主義」が行き着いた袋小路からどう一人一人が再生していくかを具体的に示しているということです。』

                       (ニューズ・ウィーク 冷泉彰彦)

拡大志向ではなく、ミニマム志向。システム志向ではなくマニュアル志向。

量的判断よりも質的判断、美的価値やコミュニケーション、ソーシャルな共同性。

楽しみながら自由に構築できるビジネスを小さく、こだわりをもって、充足した生活と仕事に

再構成してゆくこと。それが減速=ダウンシフトということなのでしょう。

「たまにはThukiでも眺めましょ」というオーガニック・バーの立ち上げから運営までの舞台裏

を明かしながらのスロー・ワーク・エッセイ。

高坂さんに倣い、やまねこも『ダウンシフターズ・マニュフェスト』を作りました。

「ダウンシフトしてストレス・フリーになりませんか?」

新しきステージは、シンプル、ヘルシー、クリエイティブ・ワーク。
楽しく一人の道をゆくこと。独立不羈のアップ・グレーディング。
ポジティブ・シフトを徹底しよう。

質問 なぜ多くの人は競争的な社会を心地よく感じるのか?
   また競争を好ましいと感じるのか?

答え 数値化した基準で自分が人と比較してどこにいるかわかり
   やすい。年収いくら、成績何点、大学ランク、企業ランク
   これらが人揃えの競争社会ランキングとなっているため。
   トップ・ランクないしは、上位にいると様々なメリットに預かれる
   という俗信がある。しかし、上位に残れるのはごく一部の人の為
   80%以上は中流ないしは下流に落ち着く。上位以外はすべて滑り台
   構造なので頑張るほどにすべり落ちます。

下流または、脱落したと自分をとらえる人は、ダウンシフターである。

消極的なものであったとしてもなんらかの脱落体験、マイナーなモードは、良き経験値を与えてくれる。
人間は失敗からしか何も学ぶことはできない。失敗や挫折こそが良き観測点であり、出発点なのである。彼のバックミンスター・フラー博士は、かく語りき。

宇宙は、人間が成功へと導かれる唯一の方法は失敗から学ぶことだと教えてくれる。失敗とは、個々の人間に生きるということを悟らせるために宇宙の叡智がとったもっとも 力強い方法である。
人間のこころは 宇宙の中で完全な成功を収めるようにデザインされている。
         「宇宙エコロジー」 R.バックミンスター・フラー

ダウンシフターは、自らの生活実験から競争社会の虚構性や俗信の根拠が
「終わりなきゲーム理論」に基づいていることを直感している。
このゲームは永遠に「おいておいでの状態」におかれ、ひたすら走り続ける目的地なき
競走馬として出走すること。ゲームの臨界は、病理・破綻・虚脱、無関心・・・etc
これに気づいたら、スタコラ、脱システム社会をめざすことです。

そのための『ダウンシフターズ』へのチェンジです。

如何にして暮らしをダウンシフトしてゆくかと言う試み。そして暮らしの
質をアップグレーディングしてゆくプロセスです。
様々な生活実験を試みながら構築されてゆく、ダウンシフターの暮らし方
生き方、哲学は取り組む人の数だけ新たなスタイルが生まれる『自遊生活工房』
とも言ます。

暮らしを実験室へ、ライフ・デザインのキャンバスに夢を描くのもサスティナブルな
アプローチのひとつ。
シンブルにナチュラルにクリエイティブに「減速して自由に暮らす」ダウンシフターズ
になりませんか?

誰でも今日から始められる暮らしのダウンシフト、そして意識のアップグレーディング!

Viewing all articles
Browse latest Browse all 865

Latest Images

Trending Articles