はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこ庵でございます。松山市では地方祭、収穫の 秋ですね。 本屋さんで「トーベ・ヤンソン」さんの伝記を読んでいました。画家、アーティスト、作家としての ヤンソンさんの生き方やバイオグラフィー、そして名作となった「ムーミン谷」シリーズに 深く立ち入る内容のようです。今年は生誕100周年なのだそうです。ヤンソンさんは2001年に 亡くなりました。写真、イラストや画集も豊富な魅惑的な本なのでクリスマスに買おうかなと 思いました。 やまねこは、小学校時代からムーミン谷シリーズのファンで、そんな趣向もあって松山近郊 のムーミン谷のような「夢の里とべ」に居を定めているというわけなのです。 やまねこの好みとして、一番好きなのは『ムーミン谷の11月』かなと思います。 不思議な作品でこの巻のみは、ムーミンもムーミンパパもママも出てきません。 他の巻では脇役のフィリフヨンカやホムサやヘムレンさんが主人公なのです。 秋を迎えたムーミン谷の風景の描写が印象的です。 『ムーミン谷の冬』は、対照的に冬眠中に目覚めたムーミン・トロールただひとりが、ムーミン谷 の冬の不思議な住民たちに出合って行きます。 『ムーミン・パパの思い出』は捨て子として育ったムーミンパパの一代記。 ママに出会ったところで終わります。『ムーミン・パパ、海へ行く』は人生の謎と孤独に 目覚めたパパだけの物語。フィンランドの孤島のコテージで孤独のなかで数々の名作を 生み出したというヤンソンさんはアーティストの理想かなとも思います。 それからそれへ、とムーミン谷での出来事は、いつも魂の根底にあってわたしのイマジネーション の発端なのです。 よくクリスマス・プレゼントはサンタクロースが・・・と信じているのは何歳までか?と 言われます。 やまねこは、今でもどこかにムーミン谷は存在しているような気がしているのです。 些細な取るに足らないお話かもしれませんが、それはどうも本当のような気がしてしかたが ないのです。
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ムーミン谷の秋
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