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Channel: ドームハウス日記
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「見る」を「観る」眼

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はい、どっと・ちゅーんあっぷ(=^o^=)やまねこ探検隊でございます。

書店で立ち読みをしていました。『自分の壁』 	
養老孟司/著「自分探し」なんてムダなこと! 『バカの壁』のその先へ――最初から最後まで目からウロコの1冊。「自分探し」なんてムダなこと。「本当の自分」を探すよりも、「本物の自信」を育てたほうがいい。脳、人生、医療、死、情報、仕事など、あらゆるテーマについて、頭の中にある「壁」を超えたときに、新たな思考の次元が見えてくる。「自分とは地図の中の矢印である」「自分以外の存在を意識せよ」「仕事とは厄介な状況ごと背負うこと」――『バカの壁』から十一年、最初から最後まで目からウロコの指摘が詰まった一冊。

立ち読みで全部読める本というのもいいですね。

自分とはベクトルだ!というのは流石、養老先生です。もうひとつ、注目すべき雑誌『Roost』

という女性誌。「暮らしは自由にデザインできる」というサブ・タイトルが素晴らしい。

第四号特集『海暮らし、山暮らし』です。都会の若い女性の間で移住コンシェルジェが注目されて

いるということらしい。自然と暮らす六人の女性のライフ・スタイルが取材されています。

「脱・都会、自然と共に暮らすライフ・デザイン」

八月末には『リトル・フォレスト』という映画が公開。根本愛 主演で話題になりそう。

やまねこは、最近『目利き』とは?とよく考えます。

「 め きき [3] [0] 【目利き】
―餡茵ε畄Υ鑛などの真偽やよしあしを見分けること。また,それにすぐれた人。 「書画の-をする」
⊃佑寮質・才能などを感得する能力があること。また,その人。
L椶きくこと。見分けること。 「どの骨仏やら-がならぬ/浮世草子・好色万金丹」」

何が本物か?何が真実か?そこまでいかなくても「何がインチキでないか」というほどにインチキ

のたぐいは多い世の中ですね。

赤塚不二夫さんの漫画で「インキチ出版社」というのがありましたが見分ける目が大切です。

少なくともこの『Roost~ルースト』という雑誌の角度は、うまく時代の流れをキャッチしている

と思いました。

もうひとつ、あるスピリチュアル系サイトを精査しています。こちらはインチキの例です。

これはわたしたち神秘学の人間から観ずれば明らかにインチキなのですが、一般の人には

わからないくらい「高度なインチキ」です。

80%はもっともらしい事実の列挙となっていますが、明らかに「あなたの心の隙間うずめます」式

の怪しさが漂います。カルトではない、しかしカルトと同じ内実を持っている「正論の組み合わせ」

から成り立っているのです。

80%は公開の正論を組み合わせながら、怪しい世界に誘い込む手の込んだインチキが多い社会で

わたしたちは、どうすれば「真実を見抜くか」というのは、一種のメントレではありますね。

かなり本物に近いイミテーションが可能な現代社会であることは3D映画でわかります。

骨董品やブランド品ではなく、現象の中から「見ることを観る」という「見る」という行為の

質的変化を掘り出すことは、きわめて面白い作業ですね。ここで三つ見抜くヒントを。

「疑い深い人ほどだまされやすい」「インチキは無関心に弱い」「鞭声粛々夜川を渡る」

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