はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこどん兵衛でございます。 タイム・イズ・マネーの社会は、豊かになれるか考えています。 「時は金なり。」ということなのですが、時間がお金なら、わたしたちの人生はお金に換算 されるということなのです。 人生がお金に換算されるということは、人間はお金だということです。ということは、ひとりいくら ということになるのですが、果たしてそれでいいんですかね。 昔『人頭税』という表現がありました。そこに住んでいるだけでかかる税です。 消費税は人頭税ではありませんが、モノを買う以上は徴収される税です。 仕事をして、所得税もろもろを支払い、手取り収入を得るという給与所得のあり方、 そして得た給与で生活費を支払うそのたびに徴収される消費税。さらに切り捨てられてゆく 福祉や社会保障のあり方。 わたしたちはまるでラットレースのような労働市場で働いているのです。 「40年間ラットレース、いつまでこんな暮らしを続けますか?」というキャッチ・コピー は目に留まる『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』という木暮太一さんの 本ではこんな風に指摘されています。 マルクスの『資本論』をキーワードに私たちの賃金労働の矛盾を解き明かす知恵本です。 企業がいかに剰余価値としての労働を利益に変換して成り立っているかがよくわかりますが 生活資本・生活コストを維持して働く私たちは、年ごとに目減りしてゆく「自分の生活」 から目をそらしがちです。それは、個人主義の確立が立ち遅れている日本人のメンタリティ に原因があると木暮さんは指摘します。ヨーロッパ人は「仕事の反対語は遊び」と捉えるが 日本人は「仕事の反対語は休み」と捉える。だから、サービス残業や休日出勤もいとわず 企業利益に貢献しているというのです。終身雇用や会社家族主義が生きていた過去ならまだ しも、現在は使い捨てと即戦力雇用ですから、いつ解雇されても不思議ではありません。 さて、そんな働き方をいつまでつづけるのでしょうか。 もっと自分の生活優位に働けないものでしょうか?仕事の選び方や、転職の仕方、生活会計 生活のコストパフォーマンスを上げる方法が様々に提案されています。 いずれにしても仕事は人生の半分を占めています。暮らしとは仕事と仕事以外の総体です。 わたしたちは、眠るか仕事するか家にいるかで生活を成り立たせているのです。 もう一度、暮らしのコストパフォーマンスを問い直してみる必要を感じますが、みなさま いかがでしょうか?
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消費税が上がり、暮らしは?
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