『ドームハウスの歌』バックミンスター・フラー
はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこ庵でございます。 長雨と台風の過ぎ去る週末でした。六月の末から始まったチューニング作業を 完了しました。昨日、直観があり、「無事、完了」という声が聴こえました。 この三カ月間考えたことは、それはそれで過ぎてゆき、ネクスト・ヴィジョンとして 再び種まかれ、生育してゆくのでしょう。 ヴィジョン・クエストというのは、「輪郭を描く作業」に似ています。 文字通り、「大地に絵を描く」のです。 それは、畑を耕し、種を撒く行為に似ています。 やまねこは、四年前にこの夢の里の大地に竹の棒でドームハウスの絵を描きました。 松山市内から夢の里に通いながら、何度も何度も円を描きました。 そして、一輪車と鶴嘴を買ってきて、目印を大地に打ち込みました。 ドームハウスの種を撒いたのです。そして、ペーパー・モデルを作り、数十人の人に 見てもらいました。そうこうしているうちに「ドーム構造」を十年間研究している 大工さんに偶然出会いました。大工さんにドームハウス計画を持ちかけると即断して くれました。そして、設計士さんを紹介してくれました。 設計士さんはドームハウスの構造を解析していました。 大工さん・設計士さんと打ち合わせながらで設計図を完成し、見積もりをおこし、着工の運びに なりました。杭を打ち込んでわずか二か月後のことでした。地鎮祭の日その中心点に父の彫った 観音像を埋めました。霊的な種を撒いたのです。 地鎮祭は自分でしました。工事に関わる方々が出席してくれました。 あれから三年半が過ぎます。 ヴィジョン・クエストは、輪郭を描く作業に似ています。 まず、大地の一点からはじめ、線を作り、線をスクロールさせて面を作る。 そして面をスクロールさせて球体を生み出すこと。 描かれた輪郭は、やがて質感を求め、色彩を求め、形態を求める力を呼びます。 大地に描かれたということは、すでに実現すべく種が蒔かれたということです。 光と水と大地があれば、まかれた種は成長し、緑の息吹きになります。 グリーン・ビジネスとして始まったドームハウス愛媛もこれから、ネクスト・ヴィジョンの ステージかな、と思っています。