(ミツバチの受粉)
『もうじき夏がくる』井上陽水
『もうじき夏がくる』井上陽水
はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこ人間でございます。 日曜の午後、ゆるゆるとしていると夢の里のY社長が訪れ、夢の里のヴィジョンについて 語らいました。夢の里では、メガ・ソーラーの計画が進んでいるのです。 ロハス・ヒルズというテーマとエネルギー・ファームの共生は、Y社長の関心事です。 二十年に及ぶ試みの結実がこれから形になってゆくわけですから、Y社長にとっては 感無量でしょう。ぶどう園、野菜、ハーブ畑と電気畑というのも楽しいではないですか。 さてさて、バックミンスター・フラーの『クリティカル・パス』を読んでいます。 フラーは「プリセッション」という独自の概念を提唱しました。 「プリセッションとは、バックミンスター・フラーが提唱した独自の概念である。 運動中の物体が他の運動中の物体に及ぼす効果であり、ある対象に外部からある方向に力を加えている場合にその対象が加えられた力に対して、直角に運動する状態をいう。この場合、外部から加えられる「主的作用」とは直角に「副次的作用」が生まれ、フラーによれば実はこの「副次的作用」こそが、自然の意図であり、人類の今までの歴史的な発展を支えてきたと主張している。 例として、以下のようなものがある。 太陽と地球の運動の関係 花とミツバチ、蜜と受粉との関係 人類の武器の開発・製造とその民生への技術の転用・発展の関係 人類の近代における貨幣経済と、その膨張的発展の過程におけるエコロジーの発見」 ミクロな現象からマクロな現象まで、また無機物から有機物まで「宇宙が意図する生命的 デザイン戦略」ということでしょうか。 興味深いのは、フラーはこのことに若い日から気づいていたということです。 そして主作用と副次作用は、ベクトルが90度で交差していると捉えるのです。 やまねこは、ふと我が家で育つキクイモのことを考えました。 「放っておけば豊かに成長する」=「はびこる」イモ類です。健康によく、世話要らずで 巨大化するキクイモ。 普通、はびこる植物って人間には迷惑なものが多いのですが、キクイモは有用です。 あたかも花の受粉を助けながら、蜜を集める蜂のようなものです。これも宇宙のプリセッション なのかな?フラーは鉄器はもともと武器として発明され、やがて農機具に活用されたこともプリ セッションだというのです。 人間は戦いのために作り、宇宙は生産のために作る・・。