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アート・デザイン2013

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『君をのせて』ピアノ・バージョン
はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)アート・サイトやまねこ庵でござります。

設計担当のコッシー建築士さんと「衛門三郎の里」さんを訪問。

書庫整理で不要となった美術手帳百巻あまりをいただきにいったのでした。

現代アート・ミュージアムをプラン中の金持ちケンカせずおじさんのIさんと語らっていました。

ミャージアム予定地には、モノ派アーティストの菅木志雄さんの巨石アートが展示されて

います。ドルメン風の作品です。

モノ派
「もの派」は、1960年代末に始まり、1970年代中期まで続いた日本の現代美術の大きな動向である。石、木、紙、綿、鉄板、パラフィンといった〈もの〉を単体で、あるいは組み合わせて作品とする。それまでの日本の前衛美術の主流だった反芸術的傾向に反撥し、ものへの還元から芸術の再創造を目指した。「もの派」の命名者は不明。1968年に関根伸夫が『位相—大地』を発表し、李禹煥がそれを新たな視点で評価し、理論づけたことから始まる。
李禹煥の作品は、直島ベネッセ・アートサイトの『李禹煥美術館』所蔵。
現在ヨーロッパを中心に活動している国際的評価の高いアーティスト・李禹煥と建築家・安藤忠雄のコラボレーションによる美術館です。

モノ派のエネルギーは、80年代に様々なミニマル・アーティストに引き継がれてゆきます。

数々の現代アート作品を所蔵するIさんから、モノ派のアートへの志向性のお話に耳を傾けて

いました。

菅木志雄さんの現場監督のもとに50トン・クレーンで二日間かけて設置したという巨石アート

は「モノ」のリアルな存在感、自然の造形力、そして不可視のパワーを炎天下で発散している

ように思われました。

『現代アートにパワーを』というIさんの風狂と逸脱思考がどんな美術館を生み出してくれるか、

楽しみです。

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