はい、どっと・ちゅーんあっぷ(=^o^=)やまねこ堂でございます。 ドームハウス内見会も終えてホッと一息ついています。 良き趣味を楽しむシニア夫婦の方がドームハウスを見学して 「こんなところで楽しく、ゆとり時間を過ごしたいものです。」と語られていました。 夢の里は桜が満開を迎えています。 メガ・ソーラーも第一期工事は完成・稼働しており、間もなく第二期工事が始まります。 桜並木を散歩して、千本桜の丘からソーラー・パークを一望してみました。 トリプル・ドームハウスがソーラー・パネルの海の上に浮かんだ船のように見えます。 フラー博士の「宇宙船地球号」というコンセプトもこんな風に具現化してゆくのかなと 思いました。 春の陽だまりの中でゆっくりとした時間が流れてゆきます。 夢の里を始めて訪れた人は「気持ちが弛緩して、眠くなる」とよくいいます。 初めは、やまねこもそうでしたが、朝の光を浴びたい気分のほうが強くなってゆきます。 宮沢賢治が花巻の散歩道を語る気分が何となくわかるようになるのです。 宮沢賢治 『注文の多い料理店』序文 わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとおった風をたべ、桃ももいろのうつくしい朝の日光をのむことができます。 またわたくしは、はたけや森の中で、ひどいぼろぼろのきものが、いちばんすばらしいびろうどや羅紗らしゃや、宝石いりのきものに、かわっているのをたびたび見ました。 わたくしは、そういうきれいなたべものやきものをすきです。 これらのわたくしのおはなしは、みんな林や野はらや鉄道線路やらで、虹にじや月あかりからもらってきたのです。 ほんとうに、かしわばやしの青い夕方を、ひとりで通りかかったり、十一月の山の風のなかに、ふるえながら立ったりしますと、もうどうしてもこんな気がしてしかたないのです。ほんとうにもう、どうしてもこんなことがあるようでしかたないということを、わたくしはそのとおり書いたまでです。 ですから、これらのなかには、あなたのためになるところもあるでしょうし、ただそれっきりのところもあるでしょうが、わたくしには、そのみわけがよくつきません。なんのことだか、わけのわからないところもあるでしょうが、そんなところは、わたくしにもまた、わけがわからないのです。 けれども、わたくしは、これらのちいさなものがたりの幾いくきれかが、おしまい、あなたのすきとおったほんとうのたべものになることを、どんなにねがうかわかりません。
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ソーラー・パーク夢の里とべ
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