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共依存と孤独

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『坂道』井上陽水


はい、どっと・ちゅーにんぐ(=^o^=)やまねこ単品でございます。

夏安居の時期なので、メンタル・ヘルスについて考えていました。

近年、「共依存」ということがよく言われます。

「共依存(きょういそん、きょういぞん)とは、自分と特定の相手がその関係性に過剰に依存する、その人間関係に囚われている状態を指す。一般的に「共依存」と言うと、病的な人間関係などを指すことが多い。共依存者は自己愛・自尊心が低いため、相手から依存されることに無意識のうちに自己の存在価値を見出し、共依存関係を形成し続けることが多いと言われる。」

アダルト・チルドレン、DV、依存症などの言葉と共によく使われます。

人間はもともと孤独を基本とする存在なので、共依存の場合「一人でいられない」ことを特徴

としています。しかし、引きこもりもまた共依存からくることも多いのが現実です。

子どもの引きこもり、老人の引きこもり、ドメスティック・バイオレンスなどなど

依存性の問題はわたしたちの「心の風景」を表しているような気がしますね。

「一人でいる」ということは、単体で過ごすことです。

多くの人間関係は、わたしを取り巻く状況に過ぎません。たとえ、誰かがわたしの必要条件

として不可欠であったとしてもです。

わたしひとりで必要にして十分というのが基本ではないかな。

パーソナリティ障害の背景にあるという共依存性とは、単に「一人を受け入れられない」だけ

のような気もします。

淡々と一人で過ごす・・・時間だけが過ぎてゆく。

為すべき作業に黙々と専念するのがナチュラル、シンプルでいいかなと思います。

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