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Channel: ドームハウス日記
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秋の時間

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『コービルンバ』井上陽水



はい、どっと・もーにんぐ(=^o^=)やまねこ庵でございます。秋の時間がゆっくりと流れて

ゆきます。夢の里では、メガ・ソーラーの工事が着々と進んでいます。

夢の里にたどりついたのは、ちょうど四年前の秋でした。

来年度はメガ・ソーラーを中心として、エコ・ヴィレッジ夢の里誕生となりそうです。

ライフ・デザイン研究所では、第七番目となるドームハウスのプランを進めています。

今回は、「共に住まう」をテーマとしたシャア別荘ドームハウスです。

「近年「共に住まう」というテーマでシェア・ハウスや共同住宅が見直されています。こうしたテーマで住まい方を考えることをコレクティブ・ハウジング
と呼びます。多様な世代、多様な世帯の人々がプライベートの生活を確立した
上でゆるやかなコミュニティをつくり、豊かな暮らしを育んで行こうというライフ・スタイルです。

昔の長屋とは異なり、「個人の自由でプライバシーのある生活を基本に、複数の人が日常生活の一部を共同化して生活の合理化を図り、共有の生活空間を充実させ、そのような住コミュニティを居住者自身がつくり育ててゆく住まい方」です。この住まい方は、高福祉社会である北欧で生まれましたが、高齢化の進む日本でも取り上げられることが増えています。

便宜上、賃貸物件の場合を「シェア・ハウス」
共同所有の場合を「コーポラティブ・ハウス」(コープ・ハウス)
と呼びならわされています。
コレクティブ・ハウスの魅力は、住コミュニティの価値を広げる住まい方と
言われています。居住者は「個人や家族では充足できない、より合理的で便利
で多様な可能性」と、「隣人を知っていることによる安心感と楽しみ」を
通して生活の幅を広げ、自立と生活充実を求めやすい暮らし方と評価されています。
生活空間・コミュニティ空間を共有しながらそれぞれの個室も持ちながら、シニア・ライフを安心して楽しめるコーポラティブ・ドームハウスです。
ドームハウスのホール空間の開放性・コミュニティ性を活かした設計プラン
が望まれます。
共有空間の豊かさと共に個室の間取り、共用リビング部分、納戸、生活設備などを備え、ドームホールと個室を行き来できるゆとり空間を確保できます。
デッキでは晴天を楽しみ、共有のドームホールでは、食事や談話、ミーティング、催しなど多目的な活用ができます。そして、それぞれの個室でプライベート空間を確保しながらそれぞれのライフ・ステージを活かした住まい方を楽しめます。」

コレクティブな住まい方は、少子高齢化が進む現在、注目されています。

そして、共同・相互扶助をキーワードとして生活を気の合った仲間と分け合うというあり方は

孤立や無縁社会への有効なコミュニティ作りにつながると考えられます。里山資本主義という

観点からもコーポラティブ・ビジネスの母胎となりうる可能性を感じます。

近年よく使われる「シェア」は「分け合う、分かち合う」という意味ですが、高度成長期の

「シェア」は「市場占有率」とい競争原理の中で用いられました。

競争から共生へと時代は明らかにシフトしているのでしょう。

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